松本人志さんの性加害問題で週刊文春に名前が上がった後輩芸人3人とは一体誰なのでしょうか。
松本人志さんに女性を紹介した後輩芸人の詳細と、なぜ芸能界で性接待が横行するのか、芸能界だけに限るのか調査した結果、
日本における性接待の概念、そして男性社会特有の上下関係の概念が浮き彫りになりました。
またアテンドの見返りを調べた結果、特に贔屓もされないケチな奴隷制度で、上に逆らえない舎弟の構図が見えてきました。
消された“赤木ファイル”にも通ずるものがあるようです。
松本人志 文春真相は限りなくクロで、それでも松本人志と妻は離婚しないと見ています。
またマリエさんの告発動画もご紹介します。
それでは一緒に見てみましょう!
目次
文春で告発された松本人志の後輩芸人3人は誰?
松本人志さんの性加害問題で週刊文春に名前が上がった後輩芸人3人とは一体誰なのでしょうか。
2023年12月26日に文春が第一報で報じた後輩芸人は小沢一敬さんですが、続報で報じられた後輩芸人3人はこちらです。
後輩芸人 | 性被害の告発女性 | 地域 |
小沢一敬 | A子、B子 | 東京 |
1.黒瀬純 | C子 | 福岡 |
2.たむけん | D子、E子 | 大阪 |
3.渡邊センス | D子、E子 | 大阪 |
※上記4人は性加害については否定しています。
松本人志の性加害の女性は誰だったのかも調査しました。
あわせて読みたい:松本人志の文春砲は嘘デマ?なぜ今考察6選!闇深い吉本興業の真相
またなぜ今このタイミングだったのでしょうか。
大阪、福岡の地で、松本人志さんに女性を紹介した後輩芸人については、次の章で詳しく見てみましょう!
1.黒瀬純(C子 in福岡)
松本人志さんに女性を紹介した後輩芸人1人目は黒瀬純さんです。
黒瀬純プロフィール
黒瀬純さんのプロフィールはこちらです。
名前:黒瀬純(くろせ じゅん)
生年月日:1975年05月08日
身長/体重:163cm /58kg
血液型:O型
出身地:福岡県
趣味:カンフー映画/お酒/バイク/ツーリング
特技:少林寺拳法
出身/入社/入門:福岡出身/福岡NSC8期
(引用:吉本興業)
黒瀬純(パンクブーブー)の実績
黒瀬純さん(パンクブーブー)の実績はこちらです。
- 2009年のM-1優勝
- THE MANZAI 2011優勝
相方は佐藤哲夫(さとう てつお)さんで、黒瀬純さんはツッコミ担当。
黒瀬純さんは、福岡のローカル番組にレギュラー出演、映画「ザ・ファブル」出演、「千鳥のクセスゴ!」などにも出演しています。(参照:ザ・テレビジョン)
黒瀬純と松本人志の関係
黒瀬純さんと松本人志さんは、同じ吉本興業の芸人です。
2015年11月から放送されたローカル番組「福岡人志」では、台本なしのノープランで福岡をドライブをしながら観光するコンセプトの番組で共演していました。(参照:Wikipedia)
黒瀬純さんは松本人志さんの福岡滞在中に番組内で接待し、番組以外では性接待を行っていたのでしょうか。
黒瀬純の証言
黒瀬純さんは、文春の取材に対し、
――女性たちと松本さんと飲み会はされましたか?
黒瀬純「ああいや、全く。全然そんなんやってない」(引用:文春)
と答えていました。
2.たむけん(D子、E子 in大阪)
松本人志さんに女性を紹介した後輩芸人2人目は“たむけん”ことたむらけんじさんです。
たむけんのプロフィール
たむけんさんのプロフィールはこちらです。
名前:たむらけんじ
生年月日:1973年05月04日
身長/体重:180cm /82kg
血液型:A型
出身地:大阪府 阪南市
趣味:野球/バレーボール/芋焼酎集め/テニス/格闘技/スノーボード/野球/テニス/格闘技/一輪車
出身/入社/入門:1992年 NSC大阪校 11期生
*エージェント契約
(引用:吉本興業)
たむけんの日本と米国での仕事
たむけんさんは、日本とアメリカで芸人と実業家として仕事をしています。
たむけんさんといえば裸獅子舞芸ですが、芸人のかたわら「炭火焼肉たむら」の飲食店を経営する実業家でもあります。
レギュラー番組を何本も持ち、芸人として活躍していましたが、2019年に初めて訪れたグランドキャニオンで感銘を受け、渡米移住を決意しました。(参照:スポニチ)
2022年6月に移住のために渡米し、2023年4月には米国就労ビザを取得、米国での日系のイベント司会やラジオの仕事などのオファーが入っていると言います。(参照:サンスポ)
たむけんさんは松本人志さんの側近として知られ、2014年10月10日に放送開始したバラエティ番組「松本家の休日」で共演していました。(参照:文春)
たむけんとD子の証言の食い違い
たむけんさんとD子さんの証言には食い違いがあります。
たむけんさんは、松本人志さんの性加害問題について、飲み会を開催したことは認めつつも、性加害への疑惑は否定しています。
要約すると、
- 飲み会の目的は合コンの感覚だった
- 松本人志とカップルにするための誘導などはしていない
「自分はその時わかっていなかったが、何か不快な思いをしたから話したと思う。そこについては謝りたい」(引用:ABEMA TIMES)
と語りました。
D子さん曰く、たむけんさんから
「今日、誰が良かった? 今から誰と2人で飲みたい? 松本さんはどう?」「松本さんとかええやろ?」(引用:文春)
と畳み掛けらえれ、断ったが友人が部屋に残ることとなりました。
『はい、これ』と3000円のタクシー代だけ渡され、帰らされました」(引用:文春)
別れる間際に、たむけんさんは改めてD子さんへ向き直り、
「今日のことは、絶対言わんといてな」(引用:文春)
と忠告したそうです。
3.渡邊センス(D子、E子 in大阪)
松本人志さんに女性を紹介した後輩芸人3人目は“渡邊センス”こと渡邊孝平さんです。
渡邊センスさんはD子さんらを迎えに行った際に、
「超VIPだから、今日の飲み会のことは誰にも言わんといてな」
「携帯電話はあんまり触らんといてな。SNSとかにあげるのは絶対やめて」(引用:文春)
と言ってそのVIPが誰なのかは知らせずにザ・リッツ・カールトン大阪へ連れていきました。
渡邊センスのプロフィール
渡邊センスさんのプロフィールはこちらです。
名前:渡邊センス(わたなべ せんす)
生年月日:1984年02月04日
身長/体重:171cm /58kg
血液型:O型
出身地:福岡県 北九州市
趣味:麻雀/料理(甘党です)/オシャレ/読書/映画鑑賞/ボクシング/パチンコ/モノマネ
出身/入社/入門:2001年 NSC大阪校 25期生
(引用:吉本興業)
渡邊センス(クロスバー直撃)の実績
渡邊センスさんは、2004年4月に「クロスバー直撃」というコンビを組みました。
相方は前野悠介(まえの ゆうすけ)さんです。
クロスバー直撃の実績はこちらです。
・キングオブコント 準決勝進出(2013年)
・MBSオールザッツ漫才 優勝(2016年)
・KTV R-1ぐらんぷり2017準決勝進出(前野)
・キングオブコント2017 準決勝進出
・KTV R-1ぐらんぷり2018 準決勝進出(前野)
・キングオブコント2018 準決勝進出
・KTV R-1ぐらんぷり2019 決勝進出 Aブロック4位(前野)
(引用:吉本興業)
渡邊センスの証言
渡邊センスさんの証言はあるのでしょうか。
様々なメディアを調査した結果、現時点では確認が取れませんでした。続報が入り次第追記します。
松本人志にアテンドしても贔屓なし!ケチ奴隷が怖い
松本人志さんへのアテンドの見返りはさぞあるのだろうと調べた結果、特に贔屓もされないケチな奴隷制度で、上に逆らえない舎弟の構図が見えてきました。
黒瀬純さんに関しては「福岡人志」の番組で共演していましたが、性接待はその番組開始からなので、性接待の見返りで番組が作られたわけではないようです。
その他、小沢一敬さん、たむけんさん、渡邊センスさんも調査しましたが、松本人志さんとの番組を持っていたり、共演がやたらと多いなどの贔屓は見えてきませんでした。
となると・・・、苦労して接待やアテンドをしても大した見返りがないのでは?という疑問が湧きます。
そして黒瀬純さんは被害女性に5000円、たむけんさんは3000円のタクシー代を渡していますが、年収2ケタ億とも言われる松本人志さんが出すには少なすぎると思いませんか?(参照:文春)
報道を見てケチだなと感じた人は多いはずです。
これは恐らく、後輩芸人が手出しでタクシー代(または口止め料)を出したのだろうと推測しています。
仮に、贔屓も見返りも無く労力&手出しがあるのであればケチな奴隷制度のような構図に見えてきます。
あわせて読みたい:松本人志の性加害の女性は誰?2桁以上は確定か【被害一覧まとめ】
被害に遭った女性は告白者の数名だけに留まりません。
なぜ芸能界で性接待が横行するのか
ではなぜ、まるで当然のごとく権力者が性搾取するような性接待が多く芸能界で行われているのでしょうか。
権力に任せて性強要、そして周りも守りに入って批判の声を上げない、そんな実情が見えてきました。
その最たるものが故ジャニー喜多川氏による性加害問題で、テレビ局のジャニーズ事務所への忖度もありましたね。
性被害はジャニーズ以外でも芸能界では横行しています。
マリエの告発【動画】
2021年4月、モデルでタレントのマリエさんが自身のインスタライブで告発しました。
動画が残されています。
マリエが告発した島田紳助のやり口が今回の文春の松本人志とやり口一緒よな
後輩芸人が断りづらい状況を作って先輩芸人にタレントの卵を献上していくっていうのが最悪
出川哲朗が告発された時もダウンタウンDXでネタ
みたいにしてて違和感あったけど松本も同じような手口やってるんだから擁護するよな pic.twitter.com/5ZdXhLnm89— たこ焼きロケット (@takoyakiroketto) January 24, 2024
当時18歳だった15年前(*)に芸能界の超大物タレントだった島田紳助さんからの夜の誘いを断ったところ番組を降板させられたという屈辱の体験を明かしました。(参照:現代ビジネス)
(*)15年も前の話をなぜ今更と思われる方は松本人志の性加害の女性は誰かという記事をぜひご覧ください。
松本人志さんの性加害を最初に告発したA子さんの恐怖体験も8年前のことでした。
当時、マリエさんだけ挨拶に来なかったとして島田紳助さんから日時指定で呼び出され、出川哲朗さんや他のアイドルもいる中で
島田紳助「俺と愛のない快楽だけのセックスをしよう。俺には極上のテクニックがある」(引用:現代ビジネス)
と言われ、
周囲からもしつこく「やりなよ」と説得されたそうです。
その場でマリエさんは断り、所属事務所に相談すると「断ると仕事がなくなる」と言われ、そして実際に当時出演していたテレビ番組から外されました。(参照:現代ビジネス)
当時の状況についてマリエさんは
「紳助さんの団体に明日私は殺されるかもしれない」
と動揺しながらも、
マリエ「自分のことは自分でコントロールしなきゃいけない。体を売れば夢が叶うかもしれないという瞬間はあるかもしれないけど、そこで負けると絶対にたどり着けない未来がある」(引用:現代ビジネス)
と、涙ながらに語りました。
しかし現場にいたとして名指しされた出川哲朗さん、お笑いコンビの「やるせなす」は両者とも事実を否定し、事務所も全否定でした。
そのため世論の反応も「証拠を見せろ」「そんなことあるわけない」「売名行為だ」などといった辛辣な声が寄せられ、2021年当時は「無いもの」として告発の声は消される風潮でした。
昨年2023年は故・ジャニー喜多川氏による性加害問題が浮き彫りとなり、事実を認め、会社の体制が変わったことは芸能界にとっていかに大きな変化だったかと分かりました。
日本の性接待の概念
ではこの性接待は芸能界特有なのでしょうか。
調べてみると、日本における性接待の概念が浮き彫りになりました。
70年代や80年代では枕営業なるものが存在し、会社が性接待のために取引先に女性を派遣させる実態もありました。※女性は同意の元で報酬あり(2012年 参照:知恵袋)
現代でも古い体質の日本の企業では未だに存在するようですが、
昨今は会社のコンプライアンスが厳しいため、性接待と見なされないギリギリのライン(*)で、立場を利用した誘いは現在も横行しています。※女性は不同意(参照:telling)
(*)女性は仕事の話だと思って取引先の相手と会ったのに、仕事の話は一切せずに晩酌につき合わされ、手は出さないといった手口など。
松本人志さんから性加害を受けた被害女性によると、性接待など思いもせずホテルに召集され不同意でしたのでこれに近そうです。
日本の上下関係の概念が闇深い
今回の松本人志さんの性加害問題は、男性社会特有の上下関係の概念が関係しているようです。
アテンドをした後輩芸人らと松本人志さんの共演や、明らかな活躍増といった傾向は見られませんでした。
となると業界のレジェンドで、もはや神扱いされる巨大な権力を持つ松本人志さんを前にして、否応なく従うざるを得なかったという心情が想像できます。
更には近年の松本人志さんは、後輩芸人の面白さをジャッジする立場の仕事が多かったわけですから、後輩芸人としては、嫌われないに越したことはないわけです。
場合によっては自分の今後の人生に関わるかもしれません。
後輩芸人を擁護しているつもりではありませんが、日本では“先輩と後輩”、“上司と部下”といった年齢または権力によってハッキリと上下関係が生まれます。
まるで“赤木ファイル”
これはまるで財務省の赤木さんを死に追いやった“赤木ファイル”事件のようです。
どんなに理不尽で、常識から逸脱していて、不法な行為だと分かっていても、有力者の命令には大多数が背けないということです。
出世コースから外れ、どこか望まない業務へ飛ばされるなどの嫌がらせを受ける可能性だってあります。
財務省内でコワモテで知られていた佐川氏からのトップダウン命令を跳ね返せる人は誰もおらず、結局はみな沈黙をしました。(参照:itmedia)
穏便に済ませたい心理状況があるでしょうが、残念ながら、ずるくて弱い卑怯者だとも言えます。
官僚の世界は、新卒から定年までを過ごすプロパーが多い閉鎖的な組織です。
これもまた閉鎖的な芸能界とも似通ってると思います。松本人志さんの悪行を止める人がいなかったということです。
そこに勇気を出して声を上げた性被害者と、松本人志さんは今後向き合っていくのでしょうか。決着を見守りたいと思います。
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一体なぜこのタイミングで文春砲を食らったのでしょうか。
こんな騒ぎになっていようと妻は離婚しないでしょう。