松本人志さんの性加害事件を文春が報じました。
今から8年前の2015年に起きた事件を告発する女性が複数名いるそうですが、
この報道は嘘でしょ、本当か？という声も多いため、本記事では、その真相を調査しました。
信じる派、信じない派の双方の意見を要約した他、なぜ今この情報が公になったのか、裏側を6つ考察しました。
松本人志の性加害の女性は誰か被害者一覧をまとめました。
こんなに大事になっても松本人志と妻は離婚しないと見ています。
それでは一緒に見てみましょう！
目次
松本人志の文春砲は嘘デマ？
松本人志さんの文春砲は嘘デマなんでしょうか。
出典:吉本興業
信じない派、信じる派の声を要約すると以下のとおりです。
文春の報道を信じない派：
・週刊誌の報道は信用できない
・松本人志がそんなことをすると受け入れたくない
文春の報道を信じる派：
・告発女性は弁護士をつけて裁判を起こすつもりでいるようだから事件は本当だろう
・吉本後輩やスタッフが女性を献上品のように扱っていた事実がある
それでは詳細を見てみましょう。
文春の報道を信じない派
松本人志さんの不祥事報道を信じない派の意見は以下のとおりです。
証拠はないでしょ（出典:X）
マジで週刊誌とか嘘書いたら刑事罰にして強制廃刊とかしないと（出典:X）
松本人志氏の話はほんとでも嘘でもどっちでもいいけど文春記事だけで100%信用したり、信用の根拠を松本氏の行為や発言じゃなくてジャニーズ問題や芸能界の問題にしてる人って特にどうかしてると思う（出典:X）
松本人志が本当にそんなことしているとは思えない。反日左翼が松本人志を陥れるべく仕組んだとしか思えない。（出典：X）
そもそも週刊誌をそのまま信じるのはおかしいという声は多くあり、信じたくないと言う声もあるようにも見受けられました。
文春の報道を信じる派
松本人志さんの不祥事報道を信じる派の意見はこちらです。
不同意の性行為被害から8年経っても女性の心に傷が残しているから告発している。
被害女性が弁護士同伴で文春のインタビューに答えてる。女性は裁判を起こすつもりなのかも。
吉本の芸人らが「先輩芸人に女の子を用意する」や女性への酷い扱いをサラッと面白エピソードとして話される方が多いので納得いく。
松本さんに対して後輩やスタッフの異常過ぎるほどの気の使い方を見ていると、この不祥事は理解できる。デマだとは思えない。
（参照：ヤフコメ）
女性らの告発から被害の度合いや本気度を感じた方や、松本人志さん本人とその周辺には以前からそのような印象があったので驚かない、という意見も多く見受けられました。
あわせて読みたい：松本人志の性被害女性は誰？2桁以上は確定か【被害一覧まとめ】
真相については、今後裁判や会見などで明らかにしてほしいと思いますが、多くの証言が集まっているため、事実無根・完全シロだと言い逃れできないのではと思います。
松本人志の不祥事はなぜ今、公になった？
松本人志さんの不祥事はなぜ今、公になったのでしょうか。理由は6つです。
①被害女性の告発
松本人志さんの不祥事が今、公になった理由1つ目は、被害女性の告発があったからです。
出典：文春
2023年12月26日「週刊文春」でこのような記載がありました。
「ジャニーズ問題では（中略）被害者たちが一斉に立ち上がり、大きな山が動きました。それを見て、私は勇気をもらった」（A子さん）（引用：文春）
2015年に被害にあったA子さんと、また別日に開かれた“飲み会”で被害にあったB子さんと、B子さんの当時の交際男性からの告発がありました。（参照：文春）
また当時、事件直後に訴えることができなかった理由もあったようです。
「飲み会の当日、小沢さんから『粗相があったら、この辺りを歩けなくなるかも』と言われていた。これは、芸能界に関わる仕事もしていた私にとって脅迫に聞こえましたし、正直、告発する勇気も出なかった。」（引用：文春）
思いっきり口封じの脅しをかけられていたようでした。
②M-1の放送終了後かつ年末年始を狙った
松本人志さんの不祥事が今、公になった理由2つ目は、年に一度の一大イベント「M-1グランプリ」の放送終了後でかつ年末年始を狙ったからです。
出典:ナタリー
松本人志さんは審査員を務めていますが、文春がM-1が終わるタイミングを見計らった可能性が考えられます。
吉本興業は松本人志さんの不祥事について、
当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです。（引用：吉本興業）
と全面的に否定する姿勢を見せました。
年末年始は、人々は日常の仕事の手を止める時期です。松本人志さんのスキャンダルをより多くの人に届けるために年末年始を待ったのでしょう。
③ジャニー喜多川の性加害が露呈した「今」しかない
松本人志さんの不祥事が今、公になった理由3つ目は、ジャニー喜多川の性加害が露呈した「今」しかむしろないからです。
ジャニー喜多川の性加害は、何年間も封じ込められてきた事件でしたが、それが白昼の元に晒されました。
知ってたけど、黙ってた感が否めないテレビ局やメディア企業の忖度も問題になりましたね。
松本人志さんの性加害の不祥事は、世の流れに乗った今しかないベストなタイミングだと言えるかもしれません。
旧ジャニーズ事務所の場合は、事務所をたたむ自体にまで追い込まれましたよね。
松本人志の性加害の女性はジャニーズ事務所の局面に勇気をもらい、ようやく声を上げる勇気がでました。
④政治資金の裏金問題の火消し作用
松本人志さんの不祥事が今、公になった理由4つ目は、政治資金の裏金問題の火消し作用もあるでしょう。
松野博一官房長官 出典:日本経済新聞
連日メディアで取り上げられている政治資金パーティ券の裏金問題の注目が集まりすぎる今の状況は、政治家にとって好ましくありません。
火消しとなるような大きなネタを今出すよう文春に指示を出した可能性も考えられます。
このまま世間の気を逸らしておけば、いずれ忘れ去られると目論んでいるかもしれませんね。
なぜこれまで松本人志の不祥事は公にならなかった？
ではなぜこれまで松本人志さんの不祥事は公にならなかったのでしょうか。
⑤松本人志の不祥事で損害が出るから
松本人志さんの不祥事は公にならなかったのは、損害が出るからです。
出典:スポーツ報知
それは、松本人志さんの不祥事が公になると困る人達が多いということです。
松本人志さんの人気を利用したテレビ局然り、広告に起用する大企業からしたら、松本人志さんの不祥事は損害です。
あとは言わずもがな所属する吉本興業もです。
損する人が多ければ、問題は公に出ることなく揉み消されます。
⑥松本人志に恩を売って見返りを得たい後輩芸人がいるから
松本人志さんの不祥事は公にならなかったのは、松本人志さんに恩を売って見返りを得たい後輩芸人がいるからです。
出典:X@takigare3
今回の問題に上げられたホテル現場で、“飲み会”をセッティングしたしたのはスピードワゴンの小沢一敬さんだと言われています。
そもそも松本さんを神みたいに崇め奉ってる風潮がおかしい。
松本人志はこの所、大物であるとの気風が強過ぎる感じする。
昔のお代官様みたいに彼が望めばなんでも応じてくれそうな今の芸能界。
（参照：ヤフコメ）
一般視聴者の方がテレビ番組を見ていて後輩との関係性に違和感を覚える人は多いです。
松本人志の性加害は周知の事実だった
松本人志さんの性加害は一部では周知の事実でした。
2023年12月26日に文春・第一弾が発売される２か月前に、コアマガジン社出版・オムニバス雑誌『芸能界不幸大全』で、松本人志さんの一連の疑惑と全く同じ内容の漫画が掲載されていました。
出典：X
同じネタ元なのか、全く別の日で同じ手口なのかは分かりませんが、漫画のネタになるほど松本人志さんの性加害疑惑は一部ではよく知られていたようです。
警察にすぐに行かなかったのはなぜ？
被害に遭った女性がすぐに警察に行かなかったのはなぜなのでしょうか。
弱みを握られているから
それは芸能界でまるでキングのようなポジションで振舞う松本人志さんと、芸能界の駆け出しの卵だった被害女性という共通の関係性から読み解けると思います。
告発者A子さんらの証言によると、芸能人VIPとの飲み会とだけ言われており当日飲み会会場がホテルの一室だと知らされました。（参照：文春）
恋人がおり、何度も断ったが執拗に誘われたB子さんもいます。
A子さん 出展：文春
（芸能人VIPは誰だか分からないけど）コネクションを作り、チャンスを掴みたいという気持ちは多少はあったかもしれません。
しかし総じて女性側は、飲み会以上のことは望んでいませんでしたが、警察に被害届けを出すと、活躍を夢見た芸能界には居られなくなると感じたことでしょう。
云わば弱みを握られていたわけです。
日本は性犯罪被害の訴えを門前払いする傾向がある
日本は性犯罪被害の訴えを門前払いする傾向があります。
日本文化史研究家パオロ・マッツァリーノさんは自身のブログこのように意見を述べていました。
日本の性犯罪認知件数が欧米に比べて少ないのは、犯罪が起きてないからではなく、そもそも警察が性犯罪被害の訴えを門前払いしてしまうからであり、裁判にまでこぎつけるのは被害全体の2％くらいしかないなどといった、法治国家とは思えない実態があります。こんな現状を知ったら、なぜすぐに警察に被害届けを出さなかったんだ、なんて気安くいえませんよね。（引用：反社会学講座）
確かに昨今のストーカー犯罪が殺人事件に発展しまった背景を見ると、被害者は警察に相談済みだったことはよく聞かれます。
被害届を出したところで、被害者が諦める傾向があると言えます。
被害に遭った直後の心理状態は絶望と無力感
被害に遭った直後の心理状態は絶望と無力感です。
松本人志さんによる性強要を拒絶、後輩芸人が謝罪する姿を目の当たりにして、女性はまるで自分に非があると自責の念に駆られました。
三重警察署が出す性的虐待のSOSが出せない児童の心理状況を参考にしたところ、
- 親などの近親者に裏切られたという絶望感
- 自分に責任があると思いこむ罪悪感
- 誰にも助けてもらえない無力感
（参照：三重県警察）
といったいような心理状態に被害者は追いやられます。
被害女性はこれらと全く同じ心理状況だったのではないでしょうか。
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その飲み会に誘ってきた友人ないし後輩芸人に対し絶望を感じるでしょうし、罪悪感と無力感は、被害に遭った人にしか分からない感覚でしょう。
人は気が動転すると、すぐに人にSOSを求めることができず、自分の心の中だけに留めようとしてしまうこともあります。
それに、怖い被害に遭ったことに加え、芸能界で活躍するという自分の夢まで棒に振りたくない気持ちもあったかもしれません。
立場を利用し、告発される可能性の低い立場の弱い相手を選んでいる時点でとても卑劣な行いであることは確かなようです
今回の問題は、松本人志さん一人の問題に限らず、吉本興業は旧ジャニーズ事務所と同様に魑魅魍魎に巣くわれている印象を受けますね。
ジャニーズファンもそうだったように、松本人志さんのファンも相当なショックを受けているはずです。
逃げたり隠れたり嘘をついたりせずに真実を明かして反省して膿を出し切って、良き方に再生していく姿を見せる方が、ファンも気持ちよく応援できるのではないでしょうか。
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圧倒的権力の前には抗えませんので、後輩芸人もある意味被害者なのかもしれません。
一体なぜこのタイミングで文春砲を食らったのでしょうか。
こんな騒ぎになっていようと妻は離婚しないでしょう。
