宇野昌磨さんが現役引退を表明されました。
「まだまだオリンピックで活躍する姿が見たい」「本当にお疲れ様」と様々な声が聞かれますが、引退を決意させた要因はなんだったのでしょうか。
調査の結果、引退理由が5つ見えてきました。また今後はプロへ転向し『ワンピース・オン・アイス 』の主役ルフィとしてアイスショーで活躍する姿を見ることができるでしょう。
それでは1つずつ見てみましょう!
目次
宇野昌磨の引退理由5選!
2024年5月9日、宇野昌磨さんが自身のinstagramで現役引退を発表しました。
instagramのコメントには、多種多様な言語で世界中から引退を惜しむ声、また感謝を伝える声、選手人生を称える声など多くの反響が見受けられました。
宇野昌磨さんはなぜ引退を決意したのでしょうか…。
理由は5つです。
引退理由①本田真凜との結婚
宇野昌磨さんの引退理由1つ目は本田真凜との結婚です。
今回の引退報道を聞き、真っ先に
「本田真凜との結婚するからかな?」
と考えた方は決して少なくありません。
※ヤフコメ、匿名掲示板、知恵袋、Xなど多種多様なメディアで世間の声を確認しました。
消して有り得ない未来ではないですが、そのために競技を辞めるというのは少し違うのではないかと思います。
理由はその他の引退理由を見ていきましょう!
もう少し先の将来にその報告が聞けることを期待したいですね!
引退理由②成長に限界を感じたから【戦績】
宇野昌磨さんの引退理由2つ目は、成長に限界を感じたからです。
まず初めに宇野昌磨さんの近年の戦績を見てみましょう。
平昌五輪銀メダル(2018年)
北京五輪銅メダル(2022年)
世界選手権優勝(2022年、23年)
四大陸選手権優勝(2019年)
GPファイナル優勝(2022年)
全日本選手権優勝(2016~19年、22年)
一言で言って「半端ない」です。
また4回転フリップを世界で初成功するなどの功績も残しています。
が、昨シーズン(2023年)の全日本選手権では、惜しくも5連覇にはなりませんでした。
この大会結果だけが決定的な引退理由とはならないでしょうが、
本人としては、これまで常に次に挑む目の前の大会を目標に掲げてやってきました。
2021年1月6日のインタビューでは、
「(前略)もちろん、スケートは楽しみたいです。ただやっぱり僕は負けず嫌いですし、目標を持って練習することにすごく充実感を得ながら毎日練習していました。(後略)」(引用:real-sports)
と明かしていました。
自分の成長が確かめられなくなった
しかしコロナの影響で大会が中止される中、自分の成長ができているのか確かめる機会が失われていました。
「自分がどれだけ成長したかを実感できる場所がなかったので、自分がどれだけ、どこが成長しているかは本当に分からなくて。」(引用:real-sports)
そして迎えた念願の大会で、自分が掲げる目標に至らない結果だった場合、
また次こそは!と奮起するのは大変なモチベーションとエネルギーが必要です。
自分の成長に限界を感じ、モチベーションが低下したことも理由の一つとして考えられます。
引退理由③過去2シーズン何とか続けた状態だった
宇野昌磨さんの引退理由3つ目は、過去2シーズン何とか続けた状態だったからです。
2024年3月25日のインタビューで、
「この2年間、苦しかった方が多かった」
「それまでの積み上げや、やらなければという使命感からこの2年間、何とかつないだ」(引用:読売新聞)
と、北京五輪後の2シーズンは苦しんだと心中を明かしていました。
この間、世界王者の羽生結弦さんやネーサン・チェンさんも試合で競う機会もなくなっていました。
周りの環境も代わり、一緒に戦う相手も代わり、宇野昌磨さん自身が世界王者としてトップを維持する状況でした。
引退理由④年齢
宇野昌磨さんの引退理由4つ目は年齢です。
現役引退の報道を聞き
「まだ若いのに?!」
と思った人は少なくありません。
とはいえフィギュアスケートの世界で26歳まで競技を続ける人は実はかなり稀です。
フィギュアスケート選手はプロではないため、大学卒業とともに現役引退をする選手が圧倒的に多いという実情があります。
世界トップ男子の引退年齢
ちなみに比較対象を上げると
- 羽生結弦さんは27歳で引退
- ネーサン・チェンさんは現在25歳で実質引退状態
ネーサン・チェンさんは現在、学業に専念しています。
世界トップ女子の引退年齢
また女子選手に至ってはそれよりももっと早く、例えば
- 伊藤みどりさんは22歳
- 荒川静香さんは25歳
で引退していました。
引退理由⑤モチベーションの低下
宇野昌磨さんの引退理由5つ目は、今後は試合ではなくスケートを楽しみたいからです。
先の2021年1月のインタビューで、
コロナ渦で大会が中止された日々についてこのように話していました。
「僕に残されていたのは、スケートを楽しみながら練習することしかなかった」
「僕がここまでスケートを頑張ってきたご褒美だと思って、スケートを楽しむことも必要だな」(引用:real-sports)
と、宇野昌磨さんの意識に変化が芽生えました。
試合で勝つことよりも、スケートができることに感謝して純粋に楽しもうという気持ちが大きくなったようです。
この時既に、プロのスケーターとして表現者としての道も見始めていたのではないでしょうか。
宇野昌磨はワンピースにどハマりで今後はプロの道へ
宇野昌磨さんの引退後は、本人もどハマりしている『ワンピース・オン・アイス 』の主役ルフィとしてアイスショーで活躍する姿を見ることができるでしょう。
今後の出演予定も決定しています。
『ワンピース・オン・アイス 』の再演が千葉県・ららアリーナで9月7日~8日に各日2公演が開催されます。
この舞台には、恋人の本田真凜さんとも共演しています。(王女ビビ役)
この楽しそうな表情を見る限り、このようにアイスショーでプロスケーターとして活動していく未来が見えるようです。
そういえばその昔、まだ宇野昌磨さんが10代だった頃、髙橋大輔さんの“表現力”や“演技力”に特に魅了されていたと記憶しています。
きっと今後は、試合とはまた違った感動を観客に与える存在になっていくのでしょう!
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