事あるごとに紬が欲していたコンポタは、どうやら想との思い出の一部のようでした。ここでは、コンポタで表わされた別れ話の時系列についてと、コンポタの温度がちょっとぬるめから冷たくなるまでの湊斗の気持ちの温度の反映についてまとめました。
silent 湊斗が想に「飲み物買い行こ」と誘う
湊斗が想を同級生とのフットサルに誘い、8年ぶりにメンバーと再会。”本当”の同窓会を果たしました。
楽しいひと時を過ごし、ベンチで休憩している想に湊斗が「飲み物買い行こ」と明るく誘いました。
silent 想がふざけて自販機のコンポタを買う
湊斗が紬にあげたコンポタ、想がふざけて押したなんて誰も思わないじゃん….コンポタに意味がありすぎるな#silent
pic.twitter.com/zuhVkyosbZ— kei🌷 (@kdrkei) October 27, 2022
湊斗は「あー思い出してきた~こういう感じ」と昔と変わらない想のいたずらに笑って反応しましたが、次の瞬間コンポタをしばらく見つめ、なぜ紬があんなにコンポタにこだわっていたのかを悟ったようでした。
#silent
いつも選択肢を何個も用意して求めているものを紬に選んでもらうのが湊斗で、何も聞かなくてもスパーーンと紬が求めているものを選べてしまうのが想だということを、よりによってコンポタで描いてくるのはしんどすぎるって— 夛 (@qqs10ve) October 28, 2022
silent 湊斗が想に泣きながら気持ちを打ち明ける
「紬、想のとなりにいる時が一番かわいいんだよね」「知らなかったでしょ」「いつでも自分が見てきたあの紬だと思ってるでしょ」(泣)
想と再会し、想のとなりにいる時の紬と、自分のとなりにいる時の紬の違いに湊斗は気づいていました。
高校時代からずっと、よくよく紬を見てきた湊斗にはその違いが痛いほど分かるのかもしれません。
湊斗は想の気持ちも確認できた
(前略)「耳聞こえないんだよ」で想の想い確信したから「(想には)好きな人(紬)がいるから」じゃん…(Twitter@risa_dram)
スマホに言葉を打ち込もうとする想を強く阻止して湊斗は話続けました。仕様がなく、想は涙ながらに「耳聞こえないんだよ」と言いました。
「ふたり見てて、ふたりがどう思ってるか、なに考えてるか分かるから」「みんな戻れると思う。戻れたら俺は嬉しい」
想と紬がよりを戻しても自分は嬉しいとはっきりと湊斗は想に伝えました。
silent 冷めたコンポタを紬に渡して別れを切り出す湊斗
2話で、「ごめん、ちょっとぬるいかも」といいつつたぶんまだあったかいコンポタを蓋を開けて渡してた湊斗くんが、4話では「冷めてるけど」って本当に冷めてるであろうコンポタを蓋を開けず紬に渡す湊斗くんになってた。この対比えぐい。毎回泣かされてるんですけどこのドラマ。 #silent pic.twitter.com/rqNwdOq2h3
— (@jack_yort) October 28, 2022
あわせて読みたいsilent原作は無し!完全オリジナル!生方美久の脚本家として誕生秘話がすごすぎた
湊斗と想がロッカールームでふたりで話したあと、フットサルに戻りしばらく時間が経ったのでしょう。
想がふざけて勝手に買ったコンポタは既に冷たくなっていましたが、それを紬に渡しました。
紬ちゃんの好きな物はきっと全部想くんが好きなものだったんだよね、スピッツもコンポタも、、それを3年間目の当たりにしてきた湊人、あまりにも切なすぎる #silent
— ” (@pyon_216) October 27, 2022
紬から、想がデフサッカーをしようか迷った時期もあったことを話され、3年前完全に耳が聞こえなくなった想が葛藤し苦しんできたことを知らなかった自分と、そして、紬の想に対する深い想いを感じとり大きなショックを受けます。
湊斗と紬の光景を見て別れを告げたと察する想
「お願いがあるんだ」
「別れてほしい」「好きな人がいる」
これを湊斗に言わせる脚本ヤバすぎだろ、その好きな人は紬と想なんだろ………#silent pic.twitter.com/iGq2bLLLTG— 사리 (@Peb__love) October 27, 2022
湊斗が「好きなが人いる」と別れを告げて紬のもとを離れる時、その光景を想は目撃して、状況を察したようでした。
困惑した表情で見つめる想に、湊斗はこれでよかったんだというような笑みを返しました。
silent 湊斗役(鈴鹿央士)が湊斗について語る
湊斗が紬のために何かをするのは、その場で出てくるものではなくて、常日頃から考えていることで。なので僕自身も、演じている撮影のとき以外も、「紬が喜ぶかな」とか「想とこういうことあったな」と考えながらやっています。
高校生のときに、自分(湊斗)がキューピッドとなって紬と想が付き合うことになります。大好きな人と大好きな友達がくっつくのはすごくいいことだし、湊斗としてもそれがいいことだと思っていて。自分の中では「紬と付き合いたい」という気持ちもあるけど、2人がくっつくことが自分もうれしい、自分につながることにもなるので、そこでネガティブにはならなくて。優しさが100といったら100なんですけど、みんなの幸せが自分の幸せにもなるという部分で5あるかな…と思いました。(引用:TV LIFE webより)
「みんな戻れると思う。戻れたら俺は嬉しい」の優しさが95だとしたら、「本音を言えば自分のため。俺がしんどいだけ」の湊斗の正直な心が5ということでしょうね。
湊斗はこれまでにも、同級生から「なんで青羽(紬)と付き合ってるのがおまえなんだよ」とからかわれると言っていたり、紬と付き合い始めてからも3年間ずっと自分に自信が持てないままだったことが言葉の端々に表れていました。
silent 湊斗は最初からずっとキューピッド
高校時代から紬をよく目で追っていた湊斗は、紬が想を好きなことを知っていたので、あえて2人をつなぎ合わせましたね。
想と再会し、紬に手話教室を紹介したのも湊斗でした。
想と紬の本当の気持ちを見抜いて、大好きな2人が幸せであることが自分の幸せでもあるという湊斗の気持ちもまた本当なんだと思います。
silent 第5話に向けて
耳が聞こえなくなってから家族以外の人に言葉を発さなくなった想ですが、第4話を終えて、今のところ湊斗だけに声を発しています。
それだけ想にとって湊斗は、勇気を出せる特別な友人なんだと思います。次回の展開も楽しみですね・・・!
あわせて読みたい関連記事