紬が”ぽわぽわ”な湊斗と”キラキラ”な想。ドラマsilentのセリフがすごい




脚本家 生方美久さんによって描かれたsilent第5話は、紬がキラキラする想と、ぽわぽわする湊斗について「それは(恋)と(愛)の違い!」「その経験私にもあるー」「ぽわぽわする相手が今の旦那」と視聴者は実体験と重ね合わせて共感の声が溢れました。

ここでは、ぽわぽわとキラキラ、ゴロゴロとふわふわなど、オノマトペを使った表現と自然でリアルなセリフ回しを取り入れる脚本家・生方美久さんに焦点を当てて振り返りたいと思います。




【silent】紬が“ぽわぽわになる”湊斗と“キラキラになる”想:身だしなみの気遣いの違い

”ぽわぽわする”湊斗の前では、前髪のハネを突っ込まれても整えるでもなくふわふわのヘアピンで紬は可愛くまとめてしまいます。

一方、想に会う前は前髪を整え”キラキラする”紬に仕上げていましたね。




【silent】ぽわぽわ、キラキラ、ゴロゴロ、ふわふわ:オノマトペなセリフの世界観

「ゴロゴロ」するパンダは、第5話の前からたびたびセリフに出てきており、視聴者も「あ、また」と湊斗と紬の3年間の歴史をそのたびに感じられました。




【silent】セリフがリアルなのは俳優の素の喋り方を反映していたから

脚本家・生方美久さんはフジテレビュー!!のインタビューで、セリフについて次のように答えています。

生方:(前略)「このキャラクターはこんな時、何て言うかな?」と想像して、自然に書いています。

生方:みなさんの出演作品はよく観ていたので、お芝居をしているところよりも、インタビュー映像を見て、素のしゃべり方やトーンを反映させるようにしました。(引用:フジテレビュー!!)

(補足)silentの配役は、先に俳優が決まっていて、その後に脚本を書かれています

これほど自然なセリフ回しを取り入れている脚本なので、私たち視聴者も日常で使う言葉や表現があり、そしてそれらのリアルな心情に共感するのだと思います。

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