佐々木麟太郎(ささき りんたろう)内野手が、米国スタンフォード大学への進学を決めました。
「どうやってスタンフォード大学に入れたの?」「英語力や学力試験は大丈夫なの?」といった疑問の声が上がっています。
調査の結果、偏差値45の花巻東高校出身の佐々木麟太郎選手が、世界大学ランク2位で総合スコア98のスタンフォード大学への進学は厳しいことが分かりました。
しかし佐々木麟太郎選手は、スタンフォード大学に入学するに相応しい学生であることは事実です。
英語力は大丈夫でしょうか…?!
進級するには平均成績C(70点)以上を保たなければなりません。
それでは早速見てみましょう!
目次
佐々木麟太郎の学力は低い?!偏差値は45!
佐々木麟太郎選手の学力/偏差値は45です。
具体的には、2023年時点のデータで花巻東高校の偏差値は45.3でした。
花巻東高校スポーツ学科の偏差値は45です。
(参照:omoidecom)
花巻東高校で学んでいた佐々木麟太郎選手の偏差値は45と言えるでしょう。
スタンフォード大学は世界ランク2位で総合スコア98の超難関校
スタンフォード大学は世界大学ランキング2位で総合スコア98の超難関校です。(参照:world-university-rankings/2024)
日本の大学とは入学方法が異なるため、入学難易度を示す偏差値のみで比較はできませんが、参考までに、日本の難関大学で比較してみましょう。
世界大学ランキング(2024年) | 偏差値 |
東京大学 29位 | 65~68 |
京都大学 55位 | 60~67 |
東北大学 130位 | 55~65 |
(参照:world-university-rankings/2024、東進偏差値.com)
偏差値45の花巻東高校の学力では世界ランク2位のスタンフォード大学に進学することは一般的には厳しいことが分かりました。
佐々木麟太郎は英語力が足りずともスタンフォードに相応しい
佐々木麟太郎選手は、スタンフォード大学の学力試験や授業についていくだけの英語力はあるのでしょうか。
結論から申し上げると、現時点ではやや英語力は足りないようです。
しかしスタンフォード大学で学ぶに相応しい人物であることが分かりました。
佐々木麟太郎の英語力は?
佐々木麟太郎選手はスタンフォード大学の授業についていけるだけの英語力はあるのでしょうか。
デービッド・エスカー監督は、
「(前略)彼の英語も上達してくるはず」(引用:スポニチ)
と語っていたことから、今現在は完璧とは言えないレベルかもしれません。
しかし当然、意欲を持って英語の勉強もするでしょうから、上達は早いと思います。
大学の新学期は9月スタートですが、佐々木麟太郎選手は4月から渡航するため、きっと入学前までに英語を集中的に勉強するでしょう。
英語力が足りずともスタンフォードで学ぶに相応しい人物
世界大学ランキング2位・総合スコア98のスタンフォード大学に、偏差値45の高校で学んでいた佐々木麟太郎選手の学力は低いのではと一見、見做されます。
しかし、佐々木麟太郎選手はスタンフォード大学で学ぶに相応しい人物であることは確かです。
スタンフォード大学のデービッド・エスカー監督が2月15日に佐々木麟太郎選手の学力について
「全く心配していない。入試課が勉強についていけると合格を判断した。野球だけをやりたくてスタンフォードに来るのではない。文武両道を目標にしていると判断した。野球部もサポートする」(引用:日刊スポーツ)
と語っていました。
佐々木麟太郎選手が仮にスポーツ推薦だったとしても、入学課が勉強についていけると判断をして合格を出しています。
ちなみに米国の大学受験に必要なことは以下のとおりです。
- 全米統一学力試験や英語力の試験
- 高校の成績
- 推薦状3通
- 課外活動
- 受賞歴
- パーソナルエッセー
これらを基に大学が総合評価を行います。
そこで最も重要視されることは、
受験者の性格と校風が合うかどうか(引用:東洋経済)
であると、日本の地方高校からスタンフォード大学に合格した松本杏奈さんは明かしていました。
佐々木麟太郎選手もこれらを準備し、学力があると見なされて合格したはずです。
また佐々木麟太郎選手はスタンフォード大学以外にも多くのアメリカの大学からオファーを受けていました。
熟考を重ねた上でスタンフォード大学への進学を決めました。(参照:日刊スポーツ)
佐々木麟太郎はスタンフォード大学に全額奨学金で進学
佐々木麟太郎選手はスタンフォード大学に全額奨学金で進学します。
米スタンフォード大にフルスカラシップという全額奨学金で進学することが分かった。(引用:日刊スポーツ)
米国の大学は、学生と大学がどれほどマッチしているかを見て総合評価を行います。(参照:東洋経済)
スタンフォード大学はスポーツも強く、勉強もしっかりさせる大学で有名です。
佐々木麟太郎選手はスタンフォード大学にマッチすると見込まれたということですね。
スタンフォード大学の野球部員の枠は35人と決まっています。
その全員がスカウトで入部していますが、そのうちフルスカラシップは佐々木麟太郎選手ただ一人です。(参照:日刊スポーツ)
相当優秀であることが分かりました。
スタンフォード大学に入学できても進級&卒業は難しいのでは?
佐々木麟太郎選手はスタンフォード大学に入学しますが、進級や卒業は難しいのでは?という声も聞かれます。
なぜならアメリカの大学は、在籍中の成績評価が厳しく、2学期続けてC(70点)平均を切ると即退学となるからです。(参照:留学net)
これが「アメリカの大学は、入学より卒業がむずかしい」と言われる所以です。
スタンフォード大学の卒業率は?
そこでスタンフォード大学の卒業率が気になります。
アメリカ留学の情報サイトで確認したところ、スタンフォード大学の卒業率は95%であることが分かりました。
これってかなり高い確率じゃないですか…?
デービッド・エスカー監督曰く、途中で就職した野球部員でも、再び学校に戻って全員が卒業しているといいます。(参照:日刊スポーツ)
佐々木麟太郎選手へのインタビュー
スタンフォード大学に進学を決めた佐々木麟太郎選手がインタビューに応じました。
進学が決まった今の心境は?
「大変なことも多かったので、安堵(あんど)も喜びの気持ちももちろんあります」(引用:スポニチ)
学業と野球の両立は?
「野球人生だけで決断したわけではない。一瞬の喜びではなく、一生の喜びでと意思を持って決断しました」(引用:スポニチ)
4年間でどんな選手になりたいか?
「4年間というこだわりはないが、いかに野球もできる人間になるか。人間、佐々木麟太郎の人生で大きなテーマでもあるので」(引用:スポニチ)
卒業するには覚悟が必要?
「もしどちらかのドラフトにかかりプレーすることになっても、オフに少しずつ単位も重ねられると聞いた。最終的に卒業したいという思いです」(引用:スポニチ)
やはりスタンフォード大学進学に向けて準備は大変だったようです。
また野球のみならず、どのような人生を歩みたいかも佐々木麟太郎選手はしっかりと考えています。
調査の結果、佐々木麟太郎選手は世界大学ランク2位の超難関校スタンフォード大学に進学するに足る人物であり、学力もあると総合評価を受けたことが分かりました。
改めて、すごいことですね!