レシピ本より先にSNSを開いて、料理系インフルエンサーの投稿から「今日のごはん」を決める人がかなり増えています。短い動画で作り方が一気に分かり、しかも身近な材料だけで“ちゃんと美味しそう”に見えるレシピが多いので、忙しい人ほどハマりやすいコンテンツなんですよね。
この記事では、そんな真似したくなる料理系インフルエンサーたちの中から、今注目されているクリエイターとバズっている理由、絶賛レシピの共通点をエンタメ目線でまとめていきます。読み終わる頃には、きっとフォローしたくなるアカウントが1人は見つかるはずです。
料理系インフルエンサーがバズる理由
料理系インフルエンサーの人気は、単なるレシピ需要だけでは説明しきれません。特にTikTokやショート動画では、「エンタメ」と「実用性」のバランスが取れているアカウントほど、爆発的に伸びていると言われています。
料理動画がウケる主な理由は、こんなところにあります。
- 人は数時間おきにお腹が空くので、“食”コンテンツのニーズが常に高い。
- 誰でも「自分も作れそう」と感じやすく、視聴後の行動(再現)が起こりやすい。
- 材料や分量など、保存して後から見返したくなる“情報性”がある。
- 調理音やとろけるチーズなど、視覚・聴覚的な快感が強く、見ているだけでも満足できる。
特に「レンチン3分」「10分でできる」など、時短を前面に出したレシピは2025年のバズレシピランキングでも目立っていて、忙しい層の共感を集めていました。
今チェックしたい料理系インフルエンサー4選
ここからは、日本でよく名前を見かける料理系インフルエンサーを中心に、「こういう人がいま推されている」というイメージでピックアップしていきます。find-model+3
① 料理研究家リュウジ
各種メディアでもおなじみの「料理研究家リュウジ」さんは、まさに料理系インフルエンサーの代表格・バズレシピの帝王と言って良い存在です。YouTubeチャンネル「料理研究家リュウジのバズレシピ」は登録者数約520万人超(2025年時点)!コンセプトは“究極の手抜き飯”で、包丁を使わない・レンチンだけ・ワンパンなど、とことん簡単に作れるレシピが多いのが特徴です。
「至高のテリヤキチキン」や「鶏むね肉の塩大葉焼き」などは、2025年の“リピ確レシピ”としても挙げられていて、一度作ると何度も作りたくなる中毒性があると話題になりました。
② Mizuki
Instagramで人気の料理インスタグラマーとしてよく名前が出てくるのが、「Mizuki」さんです。スイーツからおかずまで幅広く、簡単に作れるカフェ風レシピを多数紹介しており、「混ぜて焼くだけ」「材料少なめ」なレシピが多く、お菓子作り初心者にも真似しやすいラインナップです。かんたん可愛いカフェ風ごはんが人気です。
レシピ本も複数出版していて、SNSで見て気に入ったレシピを本でストックしているファンも多いのだとか。
出典:Mizuki・料理研究家
③ まるみキッチン
「まるみキッチン【簡単レシピ】」さんは、SNSで今どきのリアルな“おうちごはん”を発信する料理系インフルエンサーとして注目されています。コンセプトは“簡単で家族にウケるごはん”で、子どもも食べやすいメニューが多め。お弁当おかずや作り置きレシピなど、忙しい平日に役立つ投稿が人気です。
まるみキッチンさんのレシピは、豪華すぎないのにちゃんと美味しそうな“リアル感”があり、「これなら今日すぐ作れる」と思わせてくれるのが強みといえそうです。
④ バヤシ Bayash
TikTok発の料理系インフルエンサーとして世界的なフォロワーを持つのが、「バヤシ🥑Bayashi」さんです。お肉やチーズをたっぷり使った、豪快な“背徳レシピ”動画でバズを量産しています。無言で調理し、最後に大きなひと口を頬張るスタイルが特徴的です。
海外ユーザーからのコメントも多く、日本のクリエイターながらグローバルな料理系インフルエンサーとして認識されている点がユニークです。
出典:Bayashi TV
海外発の料理系インフルエンサーも熱い
日本だけでなく、海外の料理系インフルエンサーも、レシピのアイデア源としてチェックしておきたい存在です。
ELLEの特集では、インスタで人気の海外料理家として、ロンドンのフードライター・フェリシティ・スペクターや、レストラン「オットレンギ」のレシピ開発を手がけるイクスタ・ベルフレージ、ニューヨークタイムズでレシピ連載を持つアリソン・ローマンなどが紹介されています。
- フェリシティ・スペクター:ベジタリアン向けレシピやスイーツが美しく、見ているだけで料理欲が刺激されると評判です。
- アリソン・ローマン:ラフなのにおしゃれに見える家庭料理スタイルで、多くのファンを獲得しています。
こうした海外の料理系インフルエンサーは、現地のマーケットや屋台フードなども一緒に投稿していることが多く、グルメ目当ての旅行系インフルエンサーのような側面もあるのが面白いところです。
引用サイト:ELLE
バズっている絶賛レシピの“あるある”
人気の料理系インフルエンサーが出すレシピを眺めていると、「バズる料理にはパターンがある」と分析する記事も出ています。
よく挙げられるポイントは、次の5つです。
- 材料が少ない:4~5品前後で、スーパーで手に入る身近な食材が中心。
- 時短で作れる:10分~20分以内で完成するものが多い。
- ワンパン・レンチン:フライパン1つやレンジのみで完結し、洗い物が少ない。
- 見た目が映える:チーズが伸びる、卵黄がとろけるなど、動画映えポイントが仕込まれている。
- ネーミングがキャッチー:「悪魔の○○」「一生リピ」「虚無○○」など、思わず試したくなる名前。
実際、2025年にSNSで話題になったバズレシピTOP5として、「ワンパン10分ガリバタチキン」「レンチン3分おつまみ」など、時短かつガツンとくる味のメニューが多数ランクインしていました。
グルメ系アカウントとの違い
“食”系アカウントという意味では、料理系インフルエンサーとグルメ系インフルエンサーはよく並べて語られますが、フォロワーが求めているものは微妙に違います。
引用サイト:InfluencerPulse
ざっくり比較すると、こんなイメージです。
| 種類 | メインコンテンツ | フォロワーの目的 |
| 料理系インフルエンサー | 自作レシピ・時短テク・作り置き | 今日作るごはんのヒントが欲しい |
| グルメ系インフルエンサー | 飲食店紹介・新作グルメレビュー | 次に行く店・話題メニューを知りたい |
最近は、外食レポと自炊レシピの両方を発信するアカウントも増えていて、食を軸にしたエンタメのボーダーがどんどん曖昧になっている印象です。
自分に合う料理系インフルエンサーを選ぶコツ
料理系インフルエンサーは数えきれないほどいるので、「とりあえず有名どころを全部フォローする」より、自分の生活スタイルに合う人を絞った方がレシピを活かしやすくなります。
選ぶときのポイントは、次のような軸で見てみると分かりやすいです。
- よく作るのは、平日の簡単ごはんか、週末のごちそう系か。
- 持っているキッチン家電(オーブン・トースター・電子レンジ・マルチ鍋など)とレシピの前提が合うか。
- 子ども向けか、大人のおつまみ寄りか、ダイエット系か、といった“想定ターゲット”。
料理系インフルエンサーのレシピは、「分量を一字一句守る」より、味付けの方向性やアイデアだけ借りるくらいの気楽さで使うと、日々のごはん作りがぐっと楽になります。気になる人を2~3人フォローして、“その日の気分でレシピを選ぶ”くらいがちょうど良い距離感かもしれません。
まとめ
ここ数年で料理系インフルエンサーは、レシピ本や料理番組に代わる“身近な先生”として、日々の食卓にかなり浸透してきたと感じます。バズっているレシピの多くは、少ない材料・短時間・ワンパン/レンチン・映える見た目といった共通点を持ちながらも、発信者ごとのキャラクターや世界観によって、まったく違う魅力を放っているのが面白いところです。自分の生活スタイルに合う料理系インフルエンサーと出会えれば、「ごはん作り=面倒」から、「今日はどの人のレシピを真似しよう?」と少しワクワクできる時間に変わっていくので、気になったアカウントからゆるくチェックしてみるのも良さそうです。


